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> 旬 5月新れんこん
<新蓮根>
<由来等>
蓮根は、その名のとおり、ハス(蓮)の根っこ、地下茎です。真ん中に1つ、周囲には9か11の穴が空いていて、「見通しがきく」ことから、 お正月のおせち料理や祝いの膳には欠くことのできない食材となっています。
ハスは『古事記』にも出てきていて、古くからあったようですが、おもに 観賞用で、れんこんが食用に供されたのは、鎌倉時代に大陸から食用種が伝えられてからだといわれています。その後大陸からは、さまざまな品種が導入され、 ことに明治になって優れた品種が伝えられると、本格的に栽培されるようになりました。ちなみに熊本の辛子蓮根は、肥後藩細川家初代藩主忠利公の健康のため に考え出されたそうです。
蓮根はいまでは、ほとんど一年中食することができますが、料亭や割烹で珍重されるのは、春の終わりから出回る早生の新蓮根です。切り口の白さや歯ごたえ の良さが、何ともいいがたい爽快感をもたらしてくれるからでしょう。築地市場では五月の初めごろから、熊本産、徳島産が入荷され、茨城産がそのあとに続き ます。
<松弘がお届けする 旬>
蓮根は一年を通じて取り扱っておりますが、とくにこの時期の「新れんこん」は、5月の初旬からの熊本産、徳島産を、さらに茨城産とつづきま す。
れんこんは皮をむき、酢を少し入れてボイルする
出し汁、塩、ミリンで薄味に焚く
焚いたれんこんに明太子を詰める
これをスライスして盛りつける
*れんこんの白と明太子の赤で見栄えよく
れんこんは皮をむき、スライスし、酢をおとした水でボイルする
活き蛸子の足をスライスし、酒煎りする
オクラをボイルする
れんこん、蛸、オクラを交互に盛りつけ、梅肉をかける
東京都江東区豊洲6丁目3番1号 東京都中央卸売市場内
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