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トップページ > 青果の情報 > 旬の情報一覧 > 旬 12月海老芋



<海老芋>
<由来等>

 山でとれるのが山芋で、里でとれるのが里芋、その里芋の最高級品が海老芋です。普通の里芋と比べると、きめ細やかで甘味に満ち、「いも」としての存在感 にあふれています。煮込んでも形が崩れず、中まで味がよくしみこむことから、煮物には最適で、懐石料理やおせち料理には欠かすことのできない食材となって います。
 里芋は縄文時代中期に伝来し、わが国では稲より古くから栽培されていますが、海老芋は、江戸中期に青蓮院の門跡が長崎から持ち帰ったものを、平野権太夫 が栽培してつくりあげたものです。海老のように反りがあり、縞模様まであったので、その名がついたようです。平野権太夫は、円山公園にある京料理店「いも ぼう平野家本家」の祖先で、海老芋も当然のように京野菜ブランドに名をつらねています。ただ、何度も土寄せをするなど、栽培に手間がかかることから、いま ではその8割以上が静岡県で生産されています。




<松弘がお届けする 旬>

海老芋は、10月の後半から出回りはじめ、12月、1月あたりが旬で、3月ぐらいまでお届けすることができます。




海老芋のかにあんかけ風

海老芋は皮をむき、米のとぎ汁でボイルする。よく水でさらし、出し汁、み りん、うす 口醤油で煮る。煮た地にかにのほぐし身を入れ、かたくりであんをひき、海老芋の上にかけ、青味などを添えます。

《感想》

海老芋本来の味がいきている一品。
かにの身のあんかけとともに口に入れるとこれがとてもバランスがよく、里芋とは全く違うあじわいを堪能しました。



海老芋とあん肝のバターソテー

煮てある海老芋とあん肝に小麦粉をまぶす。フライパンにオリーブ油を入れ 焼く。焼きめ がついたら、バター、酒、みりん、醤油で味をととのえ皿に盛ります。
葱などを上に添えて出来上がりです。

《感想》

こちらも絶品!。
少しこげめが入ったあん肝と海老芋がバターと合って絶妙な味わい!。今までにない海老芋の味を体験しました。
簡単にできるそうなので是非一度お試しあれ!





今回の取材に協力いただいた「まかないや」さんの本店ならびに支店の所在 地は下記に なっています。

大森海岸本店 大田区大森北2−14−1
青物横丁店  品川区南品川2−5−6









東京都江東区豊洲6丁目3番1号 東京都中央卸売市場内